金沢大・長谷部です。
FT研究会より,メールアドレスが既知の皆様にご連絡差し上げます。

先日開催された研究会には,大勢お集まりいただきありがとうございました。

(1)フィッショントラックニュースレター22号原稿募集
ニュースレターの原稿を募集しております。研究会で講演された方は講演要旨を
お願いいたします。
フィッション・トラックニュースレター第22号は本年6月の発行を目処に編集を
行いたいと思っています。
以下に投稿要領を掲載します.

○FTニューレター投稿要領
1.発行は、2009年6月頃を予定しています。
2.原稿の締切りは、2009年2月末日とします。ただし、投稿される予定の方ははやめに、掲載内容の種類(論説/総説/研究ノート/講
演要旨/その他)、タイトル、著者、刷り上り予定ページなどを編集委員長
kamui@kenroku.kanazawa-u.ac.jp)までお知らせください。またその都合に
よっては,〆切を延期することもあり得ますのでご相談ください。
3.投稿原稿(論説/総説/研究ノート/その他)のスタイルの詳細につきまし
ては、次の通りとします。
・文体、句読点等の詳細は、FTNL21号をご参考ください。
  氏名、所属、タイトルなど日英でお願いします。
・投稿媒体は、
  テキストはできればテキストファイルにて
  図表は、例年通り以下の通りとしますがご相談ください。
   *テキストファイルとは必ず別にする
   *必ずモノクロ
   *TIFFまたはBMP(ファイルは圧縮してください)
   *サイズは、幅の上限
    1段の場合、6.7cm、2.6inch、800pixel
    2段の場合、15cm、5.9inch、1750pixel
    以上の条件ではっきりと読むことができること
   *それ以外の場合、仕上がりは保証しませんができるだけ画質を上げてく
ださい

◯研究会の講演要旨につきましては以下のようにします。
 *刷り上りページ数は4ページ(A4サイズ)を目処とします。それ以上の分
量になりそうな場合は、できるだけ論説、総説あるいは研究ノートなどとしてご
投稿く
ださい。
 *提出していただいた原稿は、編集委員会で簡単な査読を行います。内容やレ
イアウトの変更を求める場合もありますので、予めご了承ください。
  その際、できれば希望するレイアウトで印刷したものも送っていただくと幸
いです。

(2)第33回日本フィッション・トラック研究会実施報告
 第33回日本フィッション・トラック研究会は,2009年1月9日(金),10日
(土)に,金沢大学自然科学研究科G15室にて開催されました。研究会には下
記の36名の出席があり,21件の一般講演と特別講演,および国際FT研究会参加報
告がありました。ヴィジョンエンジニアリングさんのご協力を得て,接眼レンズ
のない実体顕微鏡の展示もありました。また研究会終了後には金沢大学のLA-
ICP-MS実験室における分析のデモンストレーションを行いました。懇親会は金沢
大学のゲストハウスで開催され,レセプションルームでの立食パーティの後,和
室に場所を移し深夜まで議論を続けました。西村進氏が喜寿を迎えたとのこと
で,お祝いにワインが贈られそのまま懇親会にご提供いただきました。本多照幸
氏,田上高広氏からもワインの差し入れをいただきました。 不便な場所だったに
も関わらず多くの方に御参加いただきました。ここに感謝を申し上げます。研究
会の写真をHPで紹介しています。
http://earth.s.kanazawa-u.ac.jp/chronology/activity/2008FTinKanazawa/FTJ2008.html

出席者(所属略称)五十音順:
荒田孔明(金沢大), 郁芳隨徹(京都大), 伊藤一充(金沢大), 伊藤健太郎
(金沢大), 伊藤久敏(NUMO), 稲垣亜矢子(金沢大), 入江寛和(武蔵工
大), 岩野英樹(京都FT), 上杉正樹(金沢大),大石新之介(金沢大), 大林
麗子(金沢大), 大平寛人(島根大), 坂田周平(京都大), 末岡茂(京都
大), 鈴木大介(金沢大),田上高広(京都大), 竹内圭史(産総研), 田村明
弘(金沢大), 檀原 徹(京都FT), 中西 孝(金沢大), 中山俊彰(京都
大), 西川恵(金沢大), 西村進(京都自然史研究所), 長谷部徳子(金沢
大), 日南宗一郎(金沢大),本多照幸(武蔵工大), シェリフ・マンスール
(金沢大), 宮本光(金沢大), 村松敏雄(新潟), 山崎誠子(京都大), 山田
国見(サイクル機構東濃), 山田記大(金沢大),山田浩史(金沢大), 山田隆
二(防災科研), 横山明彦(金沢大), 渡邊裕美子(京都大)

(3)総会(1月9日18:00〜18:20)の報告
以下のようにまとめました。コメント等ありましたら,長谷部までお願いいたし
ます。

一般会員46名の,1/5以上となる14名の参加者を得て総会が成立した。
1.研究会の運営体制について
2008年度からの運営体制が確認された。会長・長谷部徳子,委員として会計担
当・大平寛人,編集委員会代表・田村明弘,伊藤久敏,岩野英樹,山田国見が認
められた。
2.会員動向及び学生会費について
 新会員として,田村明弘(金沢大,2008年より).山崎誠子(京都大2009年よ
り)が認められた。また学生会員は2007年度の総会で提案され試験運用中である
が,会費を一般会費の半額とすることが提案され認められた。学生会員について
はこれまでのところ,郁芳随徹(京都大),末岡茂(京都大)、伊藤健太郎(金
沢大)から申し出があった。今後も割引会費の宣伝をし,会員の拡大に努めた
い。なお本運用に至る際には会則の変更が必要である。
3.会計報告
 会計担当の大平寛人氏より,2006年度および2007年度の会計が報告され承認さ
れた。会計監査は伊藤久敏氏であった。2008年度の現状についても紹介があっ
た。北海道大学の図書館より,バックナンバー購入依頼があり,1-11号までを
500円,12号以降を1500円で納入することにした。バックナンバーについては在
庫がないものもあり(1-4号,および15号が欠品),場合によっては復刻版を印
刷することも視野に入れることが提案された。
4.その他
 研究会ニュースをメールにて配信していることの紹介があり,会員に知らせた
い情報がある場合には会長あてに知らせることが依頼された。アパタイトのト
ラック長に関する国際組織におけるブラインド試料配布,国際フィッショント
ラック会議のことなどが話題としてあがり,今後も意見交換を行うことが確認さ
れた。フィッショントラックニュスレター次号の原稿の〆切がアナウンスされ,
編集担当代表は田村明弘氏となった。

以上です。